STEAM教育とは?簡単に解説!保育園児から始めるメリット
近年、世界中で注目を集めているSTEAM教育は、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Arts(芸術・リベラルアーツ)・Mathematics(数学)の5つの分野を統合した学習アプローチです。
最大の特徴は、従来の暗記中心の学習とは異なり、子どもが「なぜ?」「どうして?」と自分で考え、試行錯誤しながら答えを見つける力を育てることです。
しかし、Society 5.0・生成AI・STEAM教育など、教育現場で使われる言葉が増える中で「従来の勉強と何が違うの?」と疑問に思う方も少なくありません。
STEAM教育は決して難しいものではなく、日常の遊びや体験を通じて自然に学べる教育方法です。
本記事では、STEAM教育の基本から年齢別の取り組み方まで、初心者の方にもわかりやすく解説しています。
STEAM教育とは?簡単に3分で理解できる基本知識
STEAM教育について、初心者の方でも理解しやすいように以下の3つのポイントに絞って解説します。
・「STEAM」の正しい読み方と5つの分野
・文部科学省が推進する背景とAI時代への対応
・従来の縦割り教育との決定的な違い
STEAM教育を簡単に知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
「STEAM」の正しい読み方と5つの分野
STEAMは「スティーム」と読み、5つの学問分野を統合した教育手法で、各英単語の頭文字を組み合わせて作られています。
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分野 |
英単語 |
内容 |
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S |
Science(科学) |
観察・実験を通じた自然現象の理解 |
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T |
Technology(技術) |
コンピューターやデジタル機器の活用 |
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E |
Engineering(工学) |
ものづくりや問題解決の設計思考 |
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A |
Arts(芸術・リベラルアーツ) |
創造性や表現力を育む活動 |
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M |
Mathematics(数学) |
論理的思考と数的処理能力 |
STEAM教育のポイントは、各分野が独立して存在するのではなく、相互に関連し合いながら学習を進めることです。
例えば、ロボット製作では工学的な設計力と数学的な計算力、そして芸術的な表現力が同時に必要になり、一つの活動で複数の分野を横断的に学ぶことができます。
このようにSTEAM教育は、分野を超えた学びを通じて子どもの思考力を伸ばす教育方法といえます。
文部科学省が推進する背景とAI時代への対応
文部科学省(参考:STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進)は、AIやIoTなどの急速な技術の進展により激しく変化する社会に対応できる人材を育成するため、STEAM教育を積極的に推進しています。
日本だけでなく、OECD(経済協力開発機構)や世界経済フォーラム(WEF)など国際機関も同様の課題意識を持っています。
OECD(参考:Society 5.0の実現に向けた 教育・人材育成に関する政策パッケージ)は「現状に疑問を持ち既存の枠組みにとらわれずに考える力が重要」とし、世界経済フォーラムの『Future of Jobs Report 2025』でも「2030年には働く人の39%が“今と違うスキル”を求められる」と指摘されています。
こうした世界の流れを受け、日本でも2020年から小学校でプログラミング教育が必修化され、文部科学省がSTEAM教育を推進するなど、近年注目度が上がっている教育方法です。
従来の縦割り教育との決定的な違い
STEAM教育は、従来の縦割り教育とは異なり、複数分野の知識を統合して問題解決する力を育てる教育手法です。
実社会では単一分野の知識だけでなく、様々な分野を組み合わせた総合的な問題解決力が求められるためです。
従来教育では算数と理科を別々に学びますが、STEAM教育では「より高い橋を作ろう」というテーマで、数学的計算・物理法則・工学設計・美的センスを同時に活用します。
知識を統合的に活用する経験を通じて、将来様々な場面で応用できる柔軟な思考力を育むことが期待されます。
なぜ保育園児からSTEAM教育を?3つのメリット
最近注目を集めている「STEAM教育」。小学校や中学校での導入が進んでいますが、実はもっと早い時期、保育園児の段階からスタートすることで効果の最大化が期待できます。
この記事では、幼児期からSTEAM教育を始める3つのメリットを科学的な視点も交えて分かりやすく解説します。
1.幼児期は脳の神経回路の発達が活発
2.創造性と柔軟性を育む最適な時期
3.小学校での学習がスムーズに
1.幼児期は脳の神経回路の発達が活発
幼児期は「なぜ?どうして?」という疑問が次々と生まれ、様々なことに興味を示す大切な時期です。
脳科学の研究では、幼児期は神経細胞同士のつながり(シナプス)が急速に発達する重要な時期(Huttenlocher, 1990)とされており、この時期の体験や刺激が将来の能力に大きく影響すると考えられています。
実際、子どもたちは身の回りのあらゆることに関心を持ち、触ったり試したりしながら自然に学ぼうとする姿勢を見せます。また、失敗を恐れずに何度も挑戦する柔軟性も注目すべき点です。
好奇心と吸収力が高い幼児期だからこそ、多様な体験を通じた学びが大きな成長につながります。
・Huttenlocher, P.R. “Morphometric study of human cerebral cortex development.” Neuropsychologia 28(6), 517–527, 1990
・ 「発達初期における認知,言語と脳の発達的関連」人工知能学会誌20巻6号 p.731-738
2.創造性と柔軟性を育む最適な時期
幼児期は創造性と柔軟な思考を育むために重要な時期です。
発達心理学の研究では、幼児期は「発散的思考(divergent thinking)」がもっとも豊かに働く時期と報告されており、子どもたちは「常識」に縛られずに自由な発想を次々と生み出します。
例えば紙コップを渡された時、大人は「飲み物を入れる容器」と考えがちですが、子どもは「電話」「帽子」「楽器」「ロケット」など、本来の用途を超えた創造的な使い方を次々と発見します。
この時期にSTEAM教育で多角的な体験を積み重ねることで、型にはまらない創造的な課題解決能力が身につくのです。
3.小学校での学習がスムーズに

保育園児からSTEAM教育に触れた子どもは、小学校入学後の学習がより円滑になると考えられます。
体験的な学習に慣れることで、座学中心の授業でも内容を具体的にイメージして理解しやすくなる可能性があるためです。
例えば、「色の混合」を学ぶ際、実際に絵の具を使った経験があれば、「赤と青で紫になる」という知識も具体的な色彩として思い浮かびます。また、理科で「光の屈折」を学ぶ際には、実際に観察した体験があれば、難しい理論も身近な現象として認識できます。
幼児期のSTEAM教育のメリットは、様々な体験を通じて小学以降の学習への良い土台を築けることです。
年齢別STEAM教育の取り組み方とポイント
STEAM教育は年齢に応じて適切なアプローチを取ることで、その効果を最大限に引き出すことができます。
ここでは年齢別のSTEAM教育アプローチを詳しく解説します。
・【0-3歳】五感を使った遊びでSTEAMの土台作り
・【4-6歳】身近な疑問から始める科学的思考
・【小学校】論理的思考力とプログラミング的思考の基礎
【0-3歳】五感を使った遊びでSTEAMの土台作り
0歳から3歳の時期は、五感を使った体験的な遊びがSTEAM教育の土台となります。
この時期の子どもは言語による理解よりも、直接的な感覚を通じて世界を認識するためです。
水遊びでは「浮く・沈む」という物理現象を体感し、粘土遊びでは「力の加減」や「形の変化」を手指で学習できます。
砂場遊びでは「分量の概念」や「構造の安定性」を自然に身につけ、音の出るおもちゃでは「原因と結果」の関係性を理解します。
結果を求めるのではなく、子どもが自由に探索できる環境を整えることが重要です。
【4-6歳】身近な疑問から始める科学的思考
4歳から6歳の時期は、身近な疑問を活用することで科学的思考の基礎を効果的に育むことができます。
「なぜ?」「どうして?」という質問が爆発的に増え、言語能力の発達とともに物事の因果関係への興味が高まるためです。
「雲はなぜ空に浮いているの?」という疑問から天気の観察日記を始めたり、「虫はなぜ飛べるの?」から昆虫の構造を調べたりできます。
子どもの自然な疑問を起点とした観察・実験活動が、科学的思考の土台作りになります。
【小学校】論理的思考力とプログラミング的思考の基礎
小学生の時期には、論理的思考力とプログラミング的思考の基礎を体系的に育成することができます。
抽象的な思考や論理的な推論が可能になるため、より構造化されたSTEAM教育が展開できるためです。
例えば、簡単なプログラミング学習やロボット製作を通じて「順序立てて考える力」や「問題を分解して解決する力」を育めます。また、科学実験では仮説を立て、実験方法を設計し、結果を検証するという科学的プロセスの体験が可能です。
小学生期のSTEAM教育は、将来の学習や問題解決に必要な基礎的な思考力を幅広く養う重要な時期といえます。
保育園児・幼稚園児からできる!STEAM教育の具体例

STEAM教育と聞くと難しそうに感じますが、実は日常の遊びや体験の中に多くのSTEAM要素が含まれています。
ここでは幼稚園児・保育園児でも簡単に取り組める具体的なSTEAM教育の例を紹介します。
・身体で学ぶプログラミング
・模型実験で学ぶ地震対策
・磁石とシャボン玉で体感するサイエンス
・お絵かき・工作で伸ばす数学的感覚
身体で学ぶプログラミング
幼児期にはコンピューターを使わない「アンプラグドプログラミング」から始めることで、身体を動かしながら楽しく学ぶことができます。
身体を動かしながらプログラミングの基本的な考え方を体験することで、子どもたちは段階的に論理的思考を身につけることが可能です。
例えば、宝探しゲームで「3歩前に進んで、右を向いて、2歩歩く」といった指示カードを順番通りに実行したり、「赤い旗が見えたら手を叩く、青い旗なら座る」といったルールで楽しんだりします。
身体運動から始める段階的なアプローチにより、プログラミングへの興味や理解を無理なく育むことができます。
具体的な学習内容例
コラム「年中・年長さんからの習い事にSTEAM教育を取り入れ、親子で楽しみながら学ぼう✨」
模型実験で学ぶ地震対策
身近な材料を使った模型実験は、子どもたちが複雑な建築技術や防災の仕組みを楽しく学習できる方法です。
実際に手を動かして実験することで、目に見えない構造や力の働きを体感しながら、工夫する力や科学的な思考を育むことができます。
例えば、家の模型を使った地震実験では、何も補強していない家と筋交いで補強した家、振り子を付けた家を比べてどれが揺れに強いかを観察できます。
遊び感覚の実験を通じて、防災への関心と考える力を同時に育てることが期待できるでしょう。
出張授業例
【幼稚園出張】実験を通じて地震対策を学ぼう!
磁石とシャボン玉で体感するサイエンス
磁石とシャボン玉を使った遊びは、幼児にとって身近で楽しみながら物理現象を体感できる学習方法です。
磁石の引き合う力と反発する力を実際に手で感じたり、シャボン玉の色を観察したりすることで、目に見えない力や光の性質について自然と興味を持つことができます。
磁石を使った活動では体を動かしながら磁石の性質を学んだり、磁石同士が反発する力を利用したゲームで工夫する楽しさを味わえます。また、シャボン玉遊びでは「なぜ虹色に見えるのか」を一緒に考えながら、光の反射という科学現象に触れることが可能です。
身近な材料を使った遊びを通じて、子どもたちは試行錯誤しながら科学への興味と探究心を自然に育むことができます。
出張授業例
【まつがさきの森幼稚園の出張授業】磁石とシャボン玉で楽しく学ぼう!
お絵かき・工作で伸ばす数学的感覚
お絵かきや工作活動は、アート要素だけでなく数学的な感覚も一緒に身につけられる活動です。
色を組み合わせたり形を配置したりする中で、美的な感覚と空間を捉える力が自然と育つためです。
例えば、折り紙では左右対称や角度の感覚を体験し、切り絵では図形の特徴に触れることができます。また、粘土工作では立体的な形を作る力が伸び、コラージュではバランスの取り方を学ぶことができます。
手を動かして作る活動を通じて、感性と論理的な感覚の両方を伸ばせます。
出張授業例
【八千代富士幼稚園出張授業】ストロー飛行機を飛ばして、“風の力”を知ろう!
STEAM教育のメリット・デメリット

STEAM教育には多くの魅力がある一方で、いくつかの注意点も存在します。
教育方法を選ぶ際には、良い面と悪い面の両面を理解しておくことが大切です。
・メリット1:考える力と創造力が自然に身につく
・メリット2:将来の選択肢が大幅に広がる
・メリット3:楽しく学べるから続けやすい
・デメリット1:先生や教材によって効果に差が出やすい
・デメリット2:効果が見えにくく評価が難しい
メリット1:考える力と創造力が自然に身につく
STEAM教育の最大のメリットは、子どもが遊びながら自然に考える力と創造力を身につけられることです。
従来の暗記中心の学習と違い、「なぜだろう」「どうすればいいかな」と自分で考える機会がたくさんあります。
例えば、紙飛行機を作る活動では「どの形がよく飛ぶか」を試しながら、形と飛び方の関係を発見していきます。
答えが一つではない課題に取り組むことで、柔軟に考える力や新しいアイデアを生み出す力が育ちます。
メリット2:将来の選択肢が大幅に広がる
STEAM教育を受けた子どもは、将来の進路や職業の選択肢が大きく広がる可能性があります。
経済産業省の調査によると、2030年には IT人材が約79万人不足すると予測されており、STEAM分野のスキルを持つ人材の需要が今後ますます高まるといえます。
(参考:経済産業省/みずほ情報総研株式会社「IT人材需給に関する調査 調査報告書」)
従来の職業においてもデジタル化が進んでおり、例えば医師はAI診断システムを活用し、教師はプログラミング教育を指導し、営業職もデータ分析を活用して武器にしています。
文系・理系という従来の枠組みを超えた総合的な思考力こそが、変化する社会で活躍するための重要な武器となるのです。
メリット3:楽しく学べるから続けやすい
STEAM教育は体験や実践を重視するため、子どもが楽しみながら学習を続けられます。
座って話を聞くだけでなく、手を動かしたり実際に作ったりする活動が中心となるからです。
例えば、植物の観察では実際に種を植えて成長を見守ったり、プログラミングではゲームを作ったりと、目に見える成果が得られます。
「勉強している」という感覚よりも「遊んでいる」感覚で取り組めるため、自然と学習習慣が身につきます。
デメリット1:先生や教材によって効果に差が出やすい
STEAM教育の課題の一つは、指導する先生や使用する教材によって学習効果に大きな差が生まれることです。
比較的新しい教育手法のため、指導方法が確立されておらず、先生の経験や知識に依存する部分が多いからです。
また、STEAM教育用の教材も種類が豊富で、質の高いものから効果の疑わしいものまで混在しています。
適切な指導者や教材を見つけることが、効果的なSTEAM教育を受けるための重要なポイントです。
デメリット2:効果が見えにくく評価が難しい
STEAM教育のもう一つの課題は、学習効果が目に見えにくく、評価方法が確立されていないことです。
従来のテストのように数値で測れる成果ではなく、創造性や問題解決能力といった抽象的な能力が中心となるためです。
「本当に力がついているのか」「他の勉強に遅れはないか」といった不安を感じる保護者も少なくありません。
長期的な視点で子どもの成長を見守り、総合的な能力の向上を評価する姿勢が必要です。
小学校以降もSTEAM教育を続ける価値

幼児期にSTEAM教育を始めた場合、小学校以降も継続することで更なる効果が期待できます。
年齢が上がるにつれて学習内容が高度になり、STEAM教育で培った基礎力がより重要な役割を果たすようになるからです。
ここでは小学校以降もSTEAM教育を続けることの価値について解説します。
・プログラミング必修化で差がつく学習準備
・中学受験・高校受験での思考力重視傾向
・専門的な学習環境の必要性と選び方のポイント
プログラミング必修化で差がつく学習準備
2020年から小学校でプログラミング教育が必修化され、STEAM教育の経験がある子どもとない子どもで大きな差が生まれています。
プログラミングは単なるコンピュータースキルではなく、論理的に考える力や問題を段階的に解決する力が必要だからです。
幼児期からSTEAM教育に取り組んだ子どもは、「順序立てて考える」「試行錯誤する」といった基本姿勢が身についているため、プログラミング学習にスムーズに適応できます。
創造性や表現力も豊かなため、単に動くプログラムを作るだけでなく、独創的で面白い作品を生み出すことができるようになります。
中学受験・高校受験での思考力重視傾向
STEAM教育で培われる思考力は、近年の中学受験・高校受験において大きなアドバンテージとなります。
最近の入試では知識の暗記よりも思考力や表現力を重視する問題が増え、複数の知識を組み合わせて解く応用問題が多く出題されているためです。
例えば、算数では計算力だけでなく、図形を立体的に捉える空間認識能力や、データを読み取って判断する力が求められるようになっています。
従来の詰め込み型学習では対応が難しい新しいタイプの入試に対して、STEAM教育で育まれた「多角的に考える力」や「創造的な問題解決能力」が活かされます。
専門的な学習環境の必要性と選び方のポイント
家庭での取り組みに加えて、専門的な学習環境を検討してみるのもおすすめです。
STEAM教育に特化した教室やプログラムでは、家庭では準備が難しい専門機材や体系的なカリキュラムを通じて、より深い学びを体験できます。
外部の学習環境を選ぶ際は、次の3つのポイントを重視することをおすすめします。
・子どもの興味・関心に合った分野を扱っているか
・座学だけでなく、実際に手を動かす体験が豊富にあるか
・何よりも子どもが「楽しい」と感じられる雰囲気か
子どもが夢中になれる環境こそが、最も効果的な学びの場となります。
STEAM教育の保護者が気になる質問まとめ

ここではSTEAM教育について、保護者からよく挙がる質問に回答します。
・何歳から始めるのがベスト?
・費用はどのくらいかかる?
・効果はいつ頃から見える?
・STEAM教育っていつからあるの?
・STEM教育とSTEAM教育の違いは?
何歳から始めるのがベスト?
STEAM教育は0歳からでも始めることができ、早く始めるほど効果が期待できます。
ただし、何歳から始めても遅すぎることはなく、子どもの興味や発達段階に合わせて適切なアプローチを取ることが最も重要です。
費用はどのくらいかかる?
STEAM教育にかかる費用は、取り組み方によって大きく異なります。
専門的な教室に通う場合は月謝として5,000円〜15,000円程度、プログラミング教材やロボットキットを購入する場合は3,000円〜50,000円程度が目安です。
効果はいつ頃から見える?
一般的な傾向として、継続して取り組んでいる場合、数ヶ月経つと「自分で考えようとする姿勢」や「身の回りのことへの興味」といった変化に気づくことがあります。
また、小学校に入ってから学習の理解度の違いとして感じられる場合もあります。
ただし、効果は子どもそれぞれなので、短期間で結果を求めすぎず、子どもの変化を温かく見守ることが大切です。
STEAM教育っていつからあるの?
STEAM教育は、オバマ大統領時代にアメリカで国家戦略として推進されたSTEM教育(科学・技術・工学・数学)にArts(芸術・リベラルアーツ)を加えて発展した教育手法です。
日本では約10年遅れて2020年代から学習指導要領に導入され、プログラミング教育の必修化など分野横断型の学習が本格化しています。
STEM教育とSTEAM教育の違いは?
STEM教育は科学・技術・工学・数学の4分野の学習ですが、STEAM教育はそこにArts(芸術・リベラルアーツ)を加えた5分野を横断的に学ぶ教育手法です。
STEMが理系分野中心だったのに対し、STEAMでは芸術・文化・政治・経済なども含めた幅広い領域で創造性や感性を重視した総合的な学びを目指しています。
まとめ
STEAM教育は、5つの分野(科学・技術・工学・芸術・数学)を統合した教育アプローチで、AI時代を生きる子どもたちにとって重要な学習方法です。
特に0歳から6歳の幼児期は脳の発達が活発な時期であり、身近な遊びや体験を通じて自然に学ぶことで、将来の学習に必要な思考力と創造性の土台を築けます。
小学校でのプログラミング必修化や受験での思考力重視といった教育方針の変化を踏まえると、早期からのSTEAM教育は子どもの未来にとって大きなメリットを期待できる教育です。
