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【幼稚園出張】実験を通じて地震対策を学ぼう!

【幼稚園出張】実験を通じて地震対策を学ぼう! | 出張授業

今月も、幼稚園出張授業にて園児たちと楽しい時間を過ごして参りました!
クリスマスのシーズンということで、幼稚園では可愛いオーナメントが飾られており、自然と笑顔がほころんだzunŌwスタッフです(^^)

さて、今月は「揺れ方が違うお相撲さんたち」をテーマに、地震大国日本の地震対策について学んでいきましたよ!

地震から建物を守るには?

「みんな防災訓練ってどうしてやるか知ってる?」
という問いかけに、
「頭を守る!」「逃げる!」「ゲガをしないようにする!」
など、一斉に手を上げ発言する子どもたち。

地震から建物を守るにはどんな方法があるのかを、3つのお家の模型を使って再現しました。

(↑写真 左:枠の対角線に筋合いをいれた家 中央:上から振り子を吊るした家 右:何も細工をしない四角い家)

それぞれ3つのお家の上に、子どもたちが作ってくれたお相撲さんを乗せます。
グラグラと揺らしたときに、どの家のお相撲さんが一番最初に倒れるか実験!
みんなに、お相撲さんが倒れるのが一番早かった家を聞いてみると・・・?
「何も細工をしていないお家!!」
という意見が一番多かったですよ!

✨✨👏みんな正解👏✨✨

日本の建物の構造には、耐震構造と制震構造という構造の種類があります。
今回、3つのうち2つの家に耐震構造と制震構造を細工してみました。

①耐震構造

枠の対角線に筋交いを入れると、枠が補強されて変形しにくくなると言われていて、この筋交いは古くから使われてきた耐震構造の代表なのだそうです。

②制震構造

一方、枠の天井から振り子をぶら下げると、制震構造になります。
枠を揺らすと、振り子と枠の揺れるタイミングがずれてきます。
このずれが互いの揺れを打ち消し合って、揺れを弱めると言われているとのこと!

身近な建物でいうと、東京スカイツリーの制震システムはこの技術を使っているそうですよ!日本の建築は、地震による被害が抑えられるよう日々技術が進化しています。
何も細工をしなかったお家より、耐震構造や制震構造の細工をした方のお家の方が揺れに強いということがこの実験で分かりました。

「きのこの山とたけのこの里、どっちが強いか選手権!」

続いて、耐震構造と制震構造の作りを学んだ後に行ったのはこちら!

プリンとようかんを地盤に例えて、その上にきのこの山とたけのこの里を入れこみます。
地震が起きた時、どちらが強いでしょうか⁉

プリンもようかんも、勝者はきのこの山でした(*^^*)
これには子どもたちも大盛り上がり!

「きのこ頑張れ!たけのこ負けるな!」と声援を送っていました!

きのこの山の方が茎が長く、しっかり地面に立っているから強かったのですね。
また、プリンのような柔らかい地盤よりも、ようかんのような固い地盤の方が丈夫なこともこの実験で学びました。
地震はとても怖いですが、『人の命を守るために建築の技術が進んでいる』ということを子どもたちと一緒に考えられた貴重な時間でした!

2023年も子どもたちとzunŌwを楽しめました!

今回の授業で、今年の幼稚園出張zunŌwは終わりです!

先日幼稚園の先生からzunŌwで覚えたことが、普段の園生活の中でも自然に出ていることがあるというお言葉や、月に一度のzunŌwの時間を子どもたちが毎回楽しみにしているというお言葉をいただき、心から感謝の気持ちで一杯になりました。

先生方含め、子どもたちと作るzunŌwの時間を来年も過ごしていけることが楽しみです!
まつがさきの森幼稚園の皆さん、また来年もよろしくお願いいたします☆彡

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