for nextグループのNPO法人キャリアbaseが、休眠預金を活用した新型コロナウイルス対応支援助成「若者の『コロナ失職』包括支援プログラム」実施団体に採択されました。
休眠預金の活用について、休眠預金等活用法により、10年以上取引のない預金(休眠預金)を社会課題解決のために活用する制度が2019年度から開始されています。
一般財団法人日本民間公益活動連携機構(以下「JANPIA」)が実施する「新型コロナウイルス対応緊急支援助成」に基づき、資金分配団体に採択されたREADYFORと育て上げネットが、若者の就労支援を行う採択団体を対象に、休眠預金を活用した事業資金の助成ならびに団体への伴走プログラムを提供し共同する事業です。
当社では『コロナ禍で情報不足に苦しむ高校生への就労支援』をテーマに活動を行っています。主に通信制高校の進路指導部と連携し、高校生に適切な時期にキャリア教育の授業を実施、また就職に向けた情報提供とトレーニングを行います。特にハンディキャップを抱えて就職困難となっている生徒には、進路が決まるまで伴走支援を行います。
加えて、もう1つの社会課題に「高卒就職者の早期離職」があります。実に3年で40%の人が離職してしまう現状がありますが、なかなかその年齢での「転職」が難しく、正社員として復帰するケースが4割に達しません。この課題を解決すべく、離職してしまった生徒早期離職してしまった卒業生が、再就職や社会での自立を目指す支援も推進します。
