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zunŌwのサイエンス授業で大切にしていること

zunŌwのサイエンス授業で大切にしていること | コラム

なぜ理科実験から学びを始めるのか

zunŌwでは、STEAM教育の柱のひとつとしてサイエンス(理科実験)の授業を行っています。ここでいうサイエンスは、知識を覚えるための理科ではありません。変化に気づき、理由を考え、試し直す経験を通して、考える姿勢そのものを育てる授業です。本記事では、zunŌwがサイエンスの授業で何を目的とし、どのような考え方で設計しているのかを整理します。

 

サイエンス授業に共通する基本姿勢

zunŌwのサイエンス授業では、結果を見せることをゴールにしていません。重視しているのは、なぜそうなったのか、どこが変わったのか、条件を変えるとどうなるのかといった思考の過程です。そのため、最初に答えや仕組みを説明することはありません。まず体験し、違和感や驚きを感じ、そこから問いを持つという順序を大切にしています。

 

なぜサイエンスから始めるのか

サイエンスは、子どもにとって最も自然に「なぜ?」が生まれる分野です。色が変わった、動きが変わった、思った通りにならなかった。こうした現象は、説明されなくても子ども自身が理由を知りたくなります。zunŌwでは、この自然な疑問を学びの出発点として捉えています。

 

身近なサイエンスから学びをつくる

zunŌwのサイエンス授業は、特別な世界の話から始まりません。授業の導入では、今週のニュースの中からサイエンス的に面白い話題を紹介することがあります。身の回りで起きている出来事や日常の中にある不思議をきっかけにすることで、サイエンスを身近なものとして捉えられるようにしています。

 

家にあるもので再現できる授業設計

実験の内容についても、特別な器具を使うことを目的にはしていません。ペットボトルや水、紙など、家にあるもので再現できる構成を意識しています。条件を変える、比べる、試し直すといった考え方は、身近な素材でも十分に体験できます。授業で終わらせるのではなく、家でもう一度やってみるという行動につながることを大切にしています。

 

驚きはゴールではなく考えるきっかけ

zunŌwの理科実験は、驚かせるための演出ではありません。驚きは考えるためのきっかけであり、ゴールではないと考えています。なぜ失敗したのか、どこを変えればよいのか、同じ条件で本当に同じ結果になるのか。こうした問いを子ども自身が持てるよう、実験は意図的に設計されています。

 

正解を急がない理由

サイエンスの授業では、すぐに正解を出すことよりも試し直すことを大切にします。一度でうまくいかなくてもよい、予想と違ってもよい。むしろ予想と違った時こそ、考える価値があると捉えます。この経験が、失敗を避けるのではなく、失敗から考える姿勢につながっていきます。

 

サイエンスで育てたい力と家庭へのつながり

zunŌwのサイエンス授業で育てたいのは、変化に気づく力、条件を比べる力、理由を考える力、試し直す力です。これらは理科に限らず、算数やプログラミング、さらには日常の問題解決にもつながる力だと考えています。また、授業時間内の理解だけで終わらせず、家に帰ってから今日こんなことをやった、うまくいかなかったけれどこう考えた、別のやり方も試してみたい、といった会話が家庭で生まれることを大切にしています。学びが教室の中だけで完結せず、家庭に持ち帰られることで、サイエンスはより身近なものになります。

 

zunŌwのサイエンス授業が目指しているもの

zunŌwのサイエンス授業は、理科が得意な子を育てることを目的としていません。考えることに前向きになり、自分で確かめようとする姿勢を育てること。その土台をつくるために、ニュースや家庭、身近な素材といった要素を取り入れながら、授業一つひとつを設計しています。

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