【出張レポート】バスボム作りを酒井根で実施しました!
酒井根地区青少年健全育成推進協議会のイベントに、サイエンス講師として参加し、「バスボムづくり」の授業を行ってきました。
地域の小学生から中学生、そして多くの大人の方にもご参加いただき、会場は終始にぎやかな雰囲気に包まれました。

第1部:かおり当てクイズ
「バスボムづくり」と聞くと工作のイメージが強いですが、今回はそこに
「かおり」と「化学変化」の要素を組み合わせて、zunŌwらしいサイエンス授業になるよう工夫しました。
まずはウォーミングアップとして「かおり当てクイズ」からスタート。
- グレープフルーツ
- オレンジ
- ラベンダー
- 薄荷(ハッカ)
4種類の精油を用意し、どの香りかを当ててもらいます。
最初の1問目は、みんな少し恥ずかしそうに様子をうかがっていましたが、
2問目からは一気に空気が変わり、元気よく答えを発表してくれる親子がどんどん増えていきました。
とくに人気だったのは、グレープフルーツやオレンジといった柑橘系の香り。
「いいにおい!」「ジュースみたい!」といった声もあがり、自然と笑顔が広がっていきました。
クイズの合間には、
- 精油が植物のどの部分から抽出されているのか
- 香りの成分が、どのくらいの速さで脳に届くのか
といった少し専門的な話も交えました。
中学生の参加者もいたので、いつもより一歩踏み込んだ内容までお話しすることができました。
第2部:バスボムづくりと化学変化
ここからは、いよいよ本題のバスボムづくりです。
材料はとてもシンプルで、
- 重曹
- クエン酸
- 食塩
この3つを使います。
まずは、これらの粉に水を加えたときに何が起こるのか、
その場で化学反応を見てもらうところからスタートしました。
水を入れた瞬間にシュワシュワっと泡立つ様子に、子どもたちからは「おぉー!」「なんで!?」「炭酸みたい!」といった声が上がり、
そこから「二酸化炭素」「化学変化」といった科学の話へとつなげていきました。
真剣な計量タイムと、みんなのクリエイティビティ
反応を観察したあとは、いよいよ自分だけのバスボム作りに挑戦です。
スケール(はかり)を使って、みんなで
- 重曹
- クエン酸
- 食塩
を正しい分量ではかっていきます。
この時間の子どもたちの表情は、本当に真剣そのもの。
数字を確認しながら、「あとちょっと!」「あ、多く入れすぎた!」と微調整していく姿は、
まさに小さな研究者たちのようでした。
そのあとは、好きな色を付けて型につめていきます。
色の組み合わせを考えたり、どこにどの色を入れるか相談したりと、
一人ひとりの個性があらわれていました。
共創から生まれた「多層バスボム」
今回は、大人の方にも多くご参加いただいたことで、
作品づくりに「共創(きょうそう)」の要素が生まれました。
最初は「2層のバスボム」を目標にしていましたが、
- 「この色、ちょっと分けて!」
- 「じゃあ次、この色を重ねてみよう」
と、お互いの色をシェアし合う中で、自然とコラボレーションが始まり、
気がつけば4層、5層にもなるカラフルなバスボムが次々と誕生していきました。

「一緒につくる」ことで、
- アイデアが増える
- 色のバリエーションが広がる
- 出来上がりのワクワク感も大きくなる
そんな、“共創ならでは”の楽しさが、会場全体に広がっていました。
おわりに
最後は、完成したバスボムを手に、
子どもたちも大人の方も、みんな笑顔で終了となりました。
香りをきっかけに、
化学変化を目で見て、
手を動かしながら自分だけの作品をつくる——
そんな体験を通して、
少しでも科学を「おもしろい」「もっと知りたい」と感じてもらえていたら嬉しく思います。
ご参加くださった皆さま、
そして、このような場を用意してくださった酒井根地区青少年健全育成推進協議会の皆さま、本当にありがとうございました。
