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【第3回】戦争の記憶と、未来へつなぐSTEAM教育の役割

ラブアン滞在中、もうひとつどうしても訪れたかった場所がありました。それが、「ラブアン平和公園」です。

ここは、第二次世界大戦中に日本軍が連合軍に降伏した歴史的な地。多くの日本兵が命を落としましたが、現地の方からうかがった話では、その多くは戦闘による死ではなく、病死や餓死だったそうです。

それにも関わらず、ラブアンの人々は日本人に対して非常に友好的です。その背景には、日本軍がかつて、畑を整備したり、井戸を掘ったりといったインフラの整備を通して、地域の生活環境を改善する取り組みを行っていた事実がありました。

現地の方々が今でも平和公園を丁寧に管理し、日本人の訪問者にもあたたかく接してくださる姿に、過去を越えて共に未来を築こうとする想いを感じ、心から感謝の気持ちが湧いてきました。

私はその場で静かに手を合わせ、zunŌwとして、そして人として、「過去を知り、未来を創る」責任について改めて考えました。

教育とは、知識を教えることだけではなく、価値観や歴史を伝えること。そして、違いを越えて共に生きる力を育むことだと、今回の訪問を通して実感しました。

このきれいな海が80年前は戦場だったとのこと。連合軍や日本軍が旗を立てていた場所も残っていました。

これからのzunŌwと、国境を越える学び

 

この旅を通して、zunŌwの教育は「日本の中だけのものではない」と確信しました。探究心、創造力、表現力──これらは国を越えて共通する「未来を生き抜く力」です。

今後は、海外の教育機関との共同研究や情報交換を続けながら、国内ではフランチャイズや出張授業を通じて、より多くの子どもたちにSTEAM教育の可能性を届けていきます。

学びは、いつでも、どこでも、人をつなぎ、未来を創ります。

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