2025.04.26
EDIX東京参加レポート

今年も、東京ビッグサイトで開催された「EDIX東京」に参加してまいりました。
EDIX東京は、教育分野における日本最大級の展示会で、今年も多くの企業が出展しており、最新の教育に関する情報を幅広く収集することができました。
出展企業は、学習塾そのものよりも、教材・出版社・什器や機材メーカー・システムベンダーなどが中心で、多様な視点から教育業界の動向を知ることができました。
参加して今年で4年目となりますが、年々「探究学習」や「STEAM教育」への注目度が高まっていることを実感しています。今年も多くの企業が、探究型授業やSTEAM教育をテーマにした取り組みを積極的に紹介しており、市場ニーズの高まりを肌で感じました。
また、印象に残ったのは、広島工業大学高等学校のブースです。
この学校ではSTEAMの「A」を「Art(芸術)」ではなく「あそび心」と定義し、「好きなものにこだわること」の大切さを発信していました。生徒たちによる発表も行われており、教育現場での実践例として非常に刺激を受けました。
さらに、今後の教材開発のヒントを得るために、韓国・台湾の企業の方々とも意見交換を行いました。
日本国内では高額になりがちなカメラセンサー搭載ロボットを比較的安価に提供する企業や、音楽をテーマにしたプログラミング教材を開発する企業も増えており、STEAMの「A」の解釈やアプローチの多様性を改めて感じることができました。
私たちzunŌwでは、こうした最新の知見を柔軟に取り入れながら、子どもたちがより楽しく、そして創造的に成長できる場づくりをこれからも進めてまいります。