こんにちは！7月もあっという間に終わり、夏休みも残り1ヵ月。北習志野校では、7月28日に夏休みイベント「チョコレート火山」を開催いたしました✨
「チョコレート火山」のイベントは、数年前から北柏校や流山おおたかの森校でも開催していますが、毎回予約が満席になる人気イベントなのです！今年は北習志野校でも初めて行いましたが、3部あった予約枠があっという間に埋まってしまいました👀✨

それではどんな様子だったか見ていきましょう！

「チョコレート火山が大噴火！！」

●桜島について知ろう

まず、導入として火山の噴火について身近なニュースを。鹿児島県にある「桜島」。現在も噴火を繰り返している火山🌋です。
桜島はどうやってできたのか、カルデラの誕生、噴火を続けて大きく変化していった桜島の話、火山灰はどこまで飛ぶのかなど、実際の映像を観ながら説明を加え、理解を深めていきました。

●実験①～踊るレーズン～

最初の実験は、踊るレーズン。
火山の地下には、火山ガスが溶け込んだマグマがあります。このマグマが地下の浅いところまでくると、炭酸ジュースのふたをあけたように、マグマの中の火山ガスが泡になるという仕組みです。このマグマが上昇して噴き出すのが「噴火」と言われています。

噴火する前、火山の中ではどんな現象が起きているのか！？いざ実験スタート！

クエン酸水の中に重曹を入れると・・・？
シュワシュワシュワ～！！！
あら不思議✨炭酸水が出来上がりました。
みんな「炭酸ジュースみたい！」と大盛り上がり！そこに、レーズンを入れてみると・・・・
上下に動くことが確認できました。まさに、踊るレーズン💃
噴火前の火山の下では、このような現象が起きているということを実験を通じて伝えました。

●実験②～化石を発掘しよう～

続いて行った実験は、化石発掘実験！
「化石ってどうやって出来るのか」という説明の後に、チョコチップクッキーの中に入っているチョコレートを爪楊枝で綺麗に取れるか！？という実験を行いました✨
化石（チョコレート）を崩さずに、上手に発掘出来るでしょうか！？
5個以上取れた！という子たちが多く、中には10個以上も！！みんな上手に発掘できていました👐

●実験③～チョコレート火山～

最後は、お待ちかねのチョコレート火山の実験です！
初めましてのお友達が多い中、グループで譲り合いながら役割分担。

牛乳を測る人、チョコレートを準備する人、ゼラチンをいれる人、混ぜる人。
みんな「自分がやりたい！」という強い気持ちが出てくる中で、「いいよ」「さっきやったから次やってね」という優しい声がけが✨

譲り合いの気持ちを持って仲良く取り組んでいる姿にホッコリ💛
電子レンジで温めてドロドロになったチョコレート。
「はやく溶けないかな～」
みんなソワソワしている様子です。

溶けたチョコレートをシリンジで吸い上げ、チューブを差し込みます。火山の頂上の穴からチューブを出し、シリンジを押し込むと・・・・
噴火したように、チョコレートのマグマがドロドロと出てきました！
「すごーい」と大興奮！
いろいろな色でカラフル火山作りを楽しみました。
最後にしばらく時間を置いて固まったチョコレートを綺麗に剥がしていきます。
すると、どんな発見があったのでしょうか？
何層にもなって綺麗な断面が出来上がっていることに気づきます。
マグマが噴出した後の流れ、噴火を繰り返して層が重なり、地層が出来上がることをこの実験から学ぶことが出来ました。

実験の他にも火山クイズで盛り上がったり、あっという間の90分。
子どもも大人も楽しく学べるキッチン地球科学。これを機会に、興味が深まったら嬉しいです。

保護者からも、
「地理や化石など教科書を具体化したようでおもろかったです。」
「子どもが楽しそうに取り組んでいる姿は、STEAM教育の目指す能動的な学びだと実感しました。」
「遊びと学びのバランスが良いと思いました。」
など、嬉しいお声を多々頂くことができました！

イベントにご参加いただいた方、改めましてありがとうございました。

8月は、北柏校と流山おおたかの森校でも「チョコレート火山」を実施しますよ★
これから参加という方は、是非楽しみにしていてくださいね。

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