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【八千代富士幼稚園】サイエンス授業1月テーマ『手作りスーパーボールを作ろう』 

【八千代富士幼稚園】サイエンス授業1月テーマ『手作りスーパーボールを作ろう』  | 出張授業

こんにちは!

八千代富士幼稚園で実施した新年明けて最初のzunŌw出張授業は、『手作りスーパーボール』です。スーパーボールの存在はほとんどの子が知っていて、「お祭りやお風呂で遊んだことがある!」と教えてくれました。

サイエンス出張授業「手作りスーパーボールを作ろう」

手作りスーパーボールを作るのに、以下の身近なものを使用しました。

  • 洗濯糊
  • 食塩
  • 絵の具
  • 割り箸

◆実験① 食塩は水にどのくらい溶けるのだろう?

まず、一つ目の実験では『食塩は水にどのくらい溶けるのか』を検証しました!
みんなで、どの位の食塩が溶けるのかを予想👀
100mlの水に、20gの食塩を入れ混ぜてみました。
結果は…!?
きれいに溶けました!
今度は、食塩を40gに増やして実験。

結果は…
全て溶けず、底に塩が残っています。

水の量によって食塩の溶ける量が変わってくること、溶ける量には限界がある事をこの実験から学びました!

◆実験②塩析現象を知ってスーパーボールをつくろう!

いよいよ、スーパーボール作りの始まりです!
先程作った食塩水に色を混ぜ、そこに洗濯糊を入れ、割り箸でかき混ぜて行くと・・・
まるで綿あめのように、割り箸に何かがくっついてきました。

これは、塩析という現象。洗濯糊にはPVA「ポリビニルアルコール」というプラスチックの一種が含まれており、水分子と結合しています。そこに食塩を入れ混ぜると、水分子はPVAから離れ、食塩と結びつくという化学変化が起こります。そして、この化学変化によりPVAが固形となって抽出されるという現象(塩析)が起こるのです。

「なにかくっついてきてる!」
「飴みたい!」
と、みんな塩析現象の変化に気づいたよう。

数分待って、割り箸についてきた固形を取り出して、水分をとりながら丸めたら、スーパーボールの完成です🙌

失敗もあってこその実験を楽しむ気持ちを育みたい!

作りたてのスーパーボールは、上手に丸めていくのが結構難しい作業。中には、うまく形が作れないまま固まってしまったり、ヒビが割れたりと、この日も色々ありましたが、それも実験の面白いところです😊

「これもこれで面白い形だね」と笑い合えたり、それは個性だと周りが認め合ったり、「なんで上手くいかなかったのだろう」と考えるきっかけにもなりますね。 失敗した🥲と思わずに、プラスと捉えてもらえる伝え方、働きかけを私たちが意識していきたいなと改めて感じた授業でした✨

みんなで作ったスーパーボール。翌日以降の方が水分が抜けてよく弾むようになります。
お家でも遊んでくれたら嬉しいです(*^^*)

八千代富士幼稚園の皆さん、今月もありがとうございました!!

1DAYイベントワークショップのお知らせ

zunŌwでは、幼稚園一日限定ワークショップを実施しています。年長さん最後の思い出作りイベントや、進級前のお楽しみイベントとしてzunŌwのサイエンスワークショップはいかがでしょうか?

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【今回のブログを書いたのは…】

北習志野校:高橋 窓夏

zunŌw北習志野校や幼稚園出張授業にて授業を担当。zunŌwだけでなく、グループ団体の「NPO法人キャリアbase」にて、高校生向けのキャリア教育ガイダンス講師としても登壇。
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