こんにちは！
6月のまつがさきの森幼稚園出張授業では、「移動する色水～マジックミルク～」をテーマに、界面活性剤の力を実験を通じて学びました。

まつがさきの森幼稚園では、毎月のサイエンステーマにアート要素を取り入れながら、子どもたちとマナビを深めています。

移動する色水～マジックミルク～を実験

①サイフォンの原理で色の仕組みを知る

マジックミルク実験を始める前に、サイフォンの原理を用いて“移動する色水”を観察しました。ここでは、サイフォンの原理を学ぶと共に、色を組み合わせて作られる色についても触れていきます。
サイフォンの原理：高いところから低いところへ水を移動させるとき、重力が水を引っ張り、圧力の差で水が動くこと。

黄➡青➡赤の高さの順番に色水を用意し、上から水を流していくと…ストローをつたって色水が移動ました。黄色の色水が、青い色水に混ざると、“緑色”に！続いて緑の色水が赤い色水に移動すると・・・“黒色”に変化！ 何色に変わるのか⁉みんなで予想しながら、色の変化を楽しみました👀

そして、「サイフォンの原理」という幼稚園児には難しい言葉を、頭に残るように体を使った楽しい表現方法で伝えてみました。

「重力と圧力の魔法で、高いところから低いところへ移動させる。その名も、サイフォンの原理～！！」 かめはめ波～！！！ならぬ、「サイフォンのげんり～！！」で、 元気玉をたくさん出してくれた子どもたち、先生方ありがとうございました👐

②界面活性剤は、みんなを集めて仲良しにする天才!

サイフォンの原理で盛り上がった後は、いよいよマジックミルクに挑戦です🥛

用意したもの

• 牛乳
• 色水
• 食器用洗剤

牛乳の中に、スポイトを使って色水を投入！
これだけで、綺麗なアート作品でした！みんなお友達と協力して色を重ねていきます。

続いて、食器用洗剤を染み込ませた綿棒で牛乳の表面を優しくタッチしてみると・・・不思議な現象が！
色水が大移動を始めました！
まるで生き物のように動く様子に
「マジックみたい！」
「どうして？」
「不思議！」
子どもたちは大興奮！

洗剤に含まれる「界面活性剤」が牛乳の脂肪成分と結びつく原理をこの実験で体験してもらいました。

子どもたちがイメージし易いように、
『お皿に油汚れがついてたり、手が汚れちゃったりすると、水だけではなかなか落ちないけど、洗剤やハンドソープを使うとお皿がきれいになるよね。これは、洗剤やハンドソープに入っている界面活性剤が、水と油を仲良しにして、油汚れをきれいにしてくれる魔法みたいなものなんだよ。』

こんな説明をすると、なるほど！と、イメージが湧いたようです！

③界面活性剤を使って手洗いにいこう！

マジックミルク実験で、「界面活性剤」の名前を覚えた子どもたち。

zunŌw終了後、先生と一緒に「界面活性剤を使って手洗いにいこう！」と言い出す子も(*^^*)
早速覚えた言葉を使ってくれたことが嬉しくもあり、面白くて、私たちも先生も笑ってしまったエピソードでした♪
普段から使っている身近な物の原理をアソビながらマナブ。
zunŌwサイエンス！

今回も大変も盛り上がりました。
次回もお楽しみに♪

zunŌwでは幼児向けの出張授業を行っています！

zunŌwでは、幼稚園・保育園でSTEAM教育を取り入れた課外授業も行っております。ご興味のある方は、是非お問合せください。

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【今回のブログを書いたのは…】

北習志野校：高橋 窓夏

zunŌw北習志野校や幼稚園出張授業にて授業を担当。
zunŌwだけでなく、グループ団体の「NPO法人キャリアbase」にて、高校生向けのキャリア教育ガイダンス講師としても登壇。
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